塗料の安全な使い方

塗料は、安全に使わなければなりません。

 

ですから、安全に使うための注意点について理解する必要があります。

塗料・塗装の取り扱いや安全に関わる法律

塗料・塗装の取り扱いや安全に関わる法律には、
「消防法」、「危険物政令」、「労働安全衛生法」、
「作業環境測定法」などの法規があります。

 

日本では、2006年から化学品に対して「GHS/化学品の分類
および表示に関する世界調和システム)」が、施行されました。

 

この「GHS/化学品の分類および表示に関する世界調和システム)」により、
塗料ラベルも危険性、有害性について統一の絵表示がされるようになっています。

 

「MSDS(材料安全性データシート)」と共に、
内容物の情報をよく確認し、
作業安全を図ることが大切です。

塗料を安全に使うために必要なこと

塗料を使うときには、火気に注意する事が必要です。

 

水性塗料や粉体塗料以外の溶剤型塗料、
或いはシンナーは、消防法、危険物政令に基づく危険物で、
通常、第4類「引火性液体」に該当します。

 

第4類は、引火点によってさらに7分類され、
貯蔵量などがおのおの制限されています。

 

実際の塗料の取り扱いでは、タバコや火気を近づけないこと、
容器や塗装機、被塗物のアースを取る事、
通電靴を履くこと、床に水を撒くことなどをして、
静電気を逃しやすくする事が必要です。

 

また、塗料の身体への付着、有機溶剤蒸気の吸入など、
人体への影響という点で問題があります。

 

特に塗料は目に入ると危険ですから、
保護メガネの着用をしましょう。

 

もし、塗料が付着したときは、
多量の水で洗浄するなど応急手当が必要です。

 

揮発した有機溶剤が室内にこもらないように換気も十分に行い伊、
有機溶剤蒸気の吸入による問題が発生したときは、
直ちにその場から通風の良い場所に移動し、
医師の手当てを受けることが必要です。

 

揮発物に対してアレルギーが起きた場合は、
その現場から離れることが最良の対策法となります。