熱を制御する塗料

太陽熱高反射塗料や断熱塗料は、
家屋や倉庫、工場、道路などに塗装され、
塗装による温度抑制効果が検証されています。

太陽熱高反射塗料

熱に関わる機能を持つ塗料は色々ありますが、
その中でも「太陽熱高反射塗料」に注目が集まっています。

 

真夏、屋外に置かれた車に乗るとき、
車の中は異常な暑さです。

 

それは、太陽光の中の赤外線を吸収するため、
あのような暑さになってしまうのです。

 

近年は、地球温暖化やヒートアイランドが問題になっており、
屋根や壁、道路に塗装し、室内や路面の温度上昇を抑える塗料が
開発されています。

 

さて、車の温度の上昇率は、白い車と黒い車とでは大きく異なります。

 

白い塗料(顔料)は、赤外線を反射しやすいためです。

 

太陽熱高反射塗料は、各種の顔料の中から、
赤外線の反射率の高いものを選び、塗料にしたものです。

 

顔料の選択に関しては、粒子形状の影響も大きいため、
有用な鱗片状、大粒子径の顔料が選ばれます。

 

また、黒色顔料の選択もとても重要です。

 

濃色であっても、赤外線吸収率の高い
カーボンブラック顔料を用いないような設計が必要です。

断熱塗料

また、断熱塗料として、
ガラスバルーンのように中空粒子を用いた塗料が開発されています。

 

熱伝導は物質内の分子の衝突によって怒ります。

 

ですから、気体は熱伝導しづらく、中空粒子は断熱に
効果を発揮します。

耐火塗料

耐火材料として有効だったのがアスベストです。

 

しかし、アスベストは、中皮腫などの健康被害が社会問題化され、
使用が禁じられています。

 

耐火塗料は、鉄骨等に塗装し、火災によって温度が250℃くらいになると、
ポリ燐酸アンモニウムなどに発泡が生じます。

 

この耐火塗料によって、火災に対し1時間程度持ちこたえる事ができます。