微生物を抑制する塗料

安全で清潔、衛生、健康志向の高まりなどにより、
抗菌や防カビ効果のある塗料が注目されるようになっています。

 

防腐剤や防カビ剤、除菌剤、殺菌剤、防藻剤を総称し、
バイオサイドと呼びます。

 

 ・バイオサイドの特徴

 

  防腐剤: 細菌類の増殖による腐敗を抑えることを目的とした薬剤

 

  防カビ剤: 浴室やキッチンなどの水周り部などのカビ発生を
       抑えることを目的とした薬剤

 

  除菌剤: 家庭や医療現場などの菌発生を抑えることを目的とした薬剤

 

  防藻剤: 建物北綿などに発生する藻類を抑えることを目的とした薬剤

 

これらのバイオサイド薬剤は、生物を殺したり、
発育を阻止するものであり、
微生物汚染を防ぐ効果があります。

 

光触媒塗料も有効ですが、
塗料にバイオサイドを加える事によって、
抗菌や防カビ、防藻塗料を作ることが可能です。

 

抗菌靴下が大ヒットしたのは1987年。

 

その後、繊維、キッチン用品、家電、家具、文房具などに
抗菌製品が作られる様になり、人気を集めています。

 

殺菌は瞬時に菌を殺す事を目的としていますが、
抗菌はごく弱い除菌性能を長時間維持し、
菌の生育を阻止するものであり、菌を瞬時に殺す事はできません。

 

抗菌塗料に用いられる薬剤は、靭帯に対する影響や、
塗料化した場合の他の性能に与える影響を配慮し、
選ぶことが必要です。

 

多くの有機薬剤は、効き目が大きいのですが、
長期にわたる持続性、人体への影響に難があります。

 

そこで、現在は無機系の抗菌剤、
特に銀系の抗菌剤が多く用いられています。

 

カビは風呂場やキッチンなど、
水周りで発生しやすい糸状菌です。

 

防カビと旅には、塗料中での変色を考慮したり、
その薬剤の持続性を考慮し、
チアゾール系やイミダゾール系、ビリジン系など
有機薬剤が選ばれています。